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生命保険「利率変動型終身保険」

終身保険(一般に生命保険)の予定利率は、契約時に決まり、その後は変動なく一定です。
2001年4月から利率変動型の終身保険が販売されました。
利率には、最低保証があるので契約した保険金が下回ることなく、将来金利が上がると保険金が増える可能性があります。
金利の低い現在、保険金に最低保証がありインフレ(金利上昇)に対応できることから今後注目されそうです。

似た名前の保険に、利率変動型積立保険があります。
この保険は、積立期間中は死亡保障がなく、自由に資金を出し入れできるアカウント型の保険です。

 

利率変動型終身保険

生命保険は、契約時の予定利率をもとに(保険会社の運営費用を加えて)保険料が計算され、その後の保険料と保険金は経済情勢が変わり利率が変動しても変わりません。
予定利率が一定だと金利が高い時代は有利と言えますが、現在(2017年)のように金利の低い時代では将来のインフレ(金利上昇)に不安があります。

利率変動型終身保険は、予定利率を一定期間(通常年ごと)ごとに見直し、その時点での予定利率に変える保険です。
予定利率には最低保証があるので、将来さらに金利が下がり予定利率が下がっても契約した保険金は保証されます。
金利が上昇して予定金利が上がれば、その分、保険金や解約返戻金を多く受け取れます。
予定利率が変わっても保険料払込期間中の保険料に変わりなく、保険金が大きくなる可能性のあるリスクの少ない保険です(通常予定利率が上がると保険料は下がります)。

 

三井住友海上あいおい生命の例

三井住友海上あいおい生命の積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)「&LIFE」を例に取り紹介します。

 

「&LIFE」の特長

&LIFEは、以下の特徴のある保険です。

  • 保障は一生涯
  • 保険料払込期間中の解約返戻金をおさえて保険料が安価(通常タイプに比べ70%相当)
  • 保険料の払込満了後は、死亡保障を継続、年金に変更、介護年金に変更を選択
  • 金利変動に対応して保険金を増額(積立利率は年1.25%を最低保証)

 

保険料の例

以下のケースの保険料の例を示します。

  • 保険金1,000万円
  • 保険期間終身
  • 保険料払込期間60歳満了
  • 保険料払込免除特約付
  • 低解約返戻金(通常の70%)

 

以上のケースでの月額保険料は、以下になります。

  • 20歳男性は15,409円、女性は14,561円
  • 30歳男性は21,745円、女性は20,573円
  • 40歳男性は34,795円、女性は32,896円

低解約返戻金型なので、通常の終身保険に比べ保険料は安めに設定されています。

 

利率が変わると保険金も大きく変わる

現行の利率1.25%に比べ利率が高くなると保険金や解約返戻金は大きく増加します。
利率が現在より低くなっても保険金や解約返戻金が減ることはありません。
上記の30歳男性が40年後(70歳)に受取るケースについて払込保険料の合計、保険金、解約返戻金の違いを示します。
最初の金額は利率1.25%で、次の金額は利率が2%アップした3.25%のケースです。

  • 払込保険料は、7,828,200円(60歳で払込終了)
  • 保険金は、1,000万円が1,646万円になり約65%アップ
  • 解約返戻金は、865万円が1,427万円になり約65%アップ

利率が2%アップすると受取る保険金や解約返戻金は約65%アップします。
ただし、すぐ金利変動があるわけではないので、仮にアップしても増額幅は、小さくなります。

コラムのまとめ

  • 生命保険は通常契約時に保険料と保険金が決まり、その後の変動はありません
  • 金利水準にあわせて保険金や解約返戻金が増額する保険もあります
  • 保険はインフレに弱いと言われますがインフレに備えることも可能です
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