いろいろ保険相談比較センター > 保険相談に関するお役立ちコラム記事一覧 > 様々な保険の種類 > がんへの備え「医療保険とがん保険」

がんへの備え「医療保険とがん保険」

がんの死亡者数が最も高く入院や手術で治療費が高額になるので、がん保険が以前から注目されています。
がん保険は1974年にアフラックから発売されたのが始まりで、50年以上の歴史があります。
中高年層が加入した20〜30年前と現在では、がん治療の状況も変わり不足する保障も出ています。
新しく必要になる保障については、古いがん保険にプラスする 損保ジャパン「リンククロス コインズ」で紹介しました。
がん保険は比較的安い保険料でがんに手厚い保障を受けられますが、がんによる治療の保障に限定されがん以外は保障されません。
人生100歳時代といわれる長寿時代にがん以外の病気やけがへの備えも必要になります。

  • がん保険だけで保障は十分か
  • がん保険と医療保険に加入した方が良いか
  • 医療保険でがんに備えられるかなど

今回は、がんへの備えを「がん保険」と「医療保険」で比較します。

 

死亡原因

厚生労働省の2015年の資料によると、死因別死亡者数の割合は以下になっています。

  • がん:29%
  • 心疾患:15%
  • 肺炎:9%
  • 脳血管疾患:9%
  • 老衰:7%
  • 不慮の事故:3%
  • その他:28%

 

がん保険

がん保険は、保障対象をがんに限定した保険です。
がんに限定しているので、保険料は安く設定されていて加入しやすい保険と言えます。

がん保険の主な保障内容を、アフラック「生きるためのがん保険Days1」を例に以下に示します。

保障対象 支払単位 保障例
診断給付金 一時金 がん50万円、上皮内新生物は5万円
特定診断給付金 一時金 50万円
入院給付金 1日につき 1万円(日数無制限)
通院給付金 1日につき 1万円(手術・三大治療は無制限、
その他は365日以内)
手術治療給付金 1回につき 20万円
放射線治療給付金 1回につき 20万円
抗がん剤・ホルモン剤治療特約 月ごと 10万円、乳がん・
前立腺がんホルモン剤治療5万円
がん先進医療特約 1回につき 通算2,000万円、一時金15万円
診断給付金複数回支払特約 1回につき 診断給付金に同じ
特定保険料支払い免除特約: 付加

診断給付金は初めて「がん」・「樹皮内心生物」と診断確定されたとき、特定診断給付金は「がん」と診断確定してからの入院あるいは所定の通院日数が30日に達したときに支給されます。
 
以上の保障例での保険料の目安は、以下になります(かっこ内は保険料払込期間)。

年齢 男性(終身) 女性(終身) 男性(60歳) 女性(60歳)
30歳 3,394円 3,485円 5,574円 5,665円
40歳 5,025円 5,159円 10,245円 10,119円
50歳 8,128円 6,831円 25,338円 21,421円
60歳 13,693円 8,521円
70歳 20,940円 0,392円
80歳 25,128円 11,731円

 

保険期間終身、保険料払込期間60歳満了にすると保険料は高額になりますが、長寿時代なので老後資金を抑えるには、できれば、保険料払込期間60歳・65歳満了が望まれます。

 

医療保険

医療保険は、がんに限定しないで病気やけがの保障をする保険です。

医療保険の主な保障内容を、アクサダイレクト「終身医療」を例に以下に示します。

保障対象 支払単位 保障例
入院給付金 1日につき 1万円
手術給付金 1回につき 10万円(通院手術は5万円)
がん先進医療特約 1回につき 通算2,000万円、一時金15万円
3大・7大疾病で入院 1回につき 50万円(61日以上の長期入院も対象)
特定保険料支払い免除特約 付加

 
以上の保障例での保険料の目安は、以下になります(かっこ内は保険料払込期間)。

年齢 男性(終身) 女性(終身) 男性(60歳) 女性(60歳)
30歳 3,474円 3,594円 5,158円 5,553円
40歳 5,369円 5,087円 9,400円 9,753円
50歳 8,958円 7,799円 22,601円 22,919円
60歳 15,154円 12,596円

 

医療保険はがんに限定しないで病気やけがを保障し、三大疾病(がん、心疾患、脳血管生疾患)の一時金もありますが以下の保障が不足します。

  • がん診断給付金:一部は特則で付加
  • 先進医療:特則で付加
  • 三大治療の内の放射線治療、抗がん剤・ホルモン剤治療:なし
  • 入院日数:特則で付加
  • 通院保障:がん治療では通院治療が増えている

 

がんの死亡率の割合が29%と単独の死亡数の割合では最も高いのですが、がんを含む三大疾病では53%とさらに高くなっています。
この点を考慮すると、医療保険にがんを想定した特則を付加するのが今後の方向のようです。

 

コラムのまとめ

  • がん保険はがんの保障に限定されますが保険料は抑えられます
  • 三大疾病の死亡数の割合は53%(内、がんは29%)です
  • 医療保険の特約でがんを含む三大疾病に備えることができます
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

Copyright© いろいろ保険相談比較センター