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「先進医療」全額自己負担を医療保険で軽く

がんなどで先進医療特約が注目されています。
注目されるがんの放射線治療の先進医療費(技術料)は、数百万円と高額なこともあり新規に加入する医療保険では、通常先進医療特約を付加します。

高度先進医療が創設されてから30年以上たっていますが、2000年前後以前に加入した医療保険には、当時先進医療が今ほど注目されていなかったこともあり、多くは先進医療特約が付加されていません。
加入している医療保険に先進医療特約を付加しようとしても、途中からの加入ができない保険があり、高年齢の方を中心に先進医療特約に加入できない人もいます。

今までは先進医療単独で加入できる医療保険はなかったのですが、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険は、2016年に先進医療と臓器移植に保障を限定した医療保険「リンククロス・コインズ」発売し、今までの医療保険を解約して特約を付加して再加入しなくても先進医療特約に加入できるようになりました。

 

先進医療

先進医療は保険の使えないほどの高度な医療と考える人もいますが、公的医療保険(健康保険)を適用すべきか評価中の新しい医療技術で、2017年で104種類があります。
この104種類の先進医療は、健康保険の対象とするか検討中なので健康保険は使えません(全額自己負担になります)。

安全性と有効性が評価されると、先進医療から外れ健康保険の対象になります。
逆に評価されないと、先進医療からはずされます。

先進医療は自由にどこでも受診できるわけではなく、治療を受けられる部位や患者の状態等が定められています。
また、厚生労働大臣が承認した医療機関でしか受診できません。

 

先進医療自己負担

健康保険の保険診療と保険外診療がある「混合診療」は、保険診療部分も加えて医療費全額が自己負担になります。
しかし、先進医療については、保険診療部分は健康保険の対象で、先進医療部分(技術料)のみが自己負担になります。
また、この自己負担した費用は、税金の医療費控除の対象です。

医療費が100万円、先進医療分が20万円、その他の通常の診療分が80万円のケースでは、自己負担分は以下になります。

  • 先進医療分は全額自己負担で20万円
  • 通常の診療分は自己負担3割で24万円
  • 自己負担の合計は44万円

 

先進医療の例

先進医療の例を以下に示します。

 

がんの陽子線治療

放射線でがんを狙い撃ちし、がん細胞を消滅させる方法で、開腹手術に比べると体の負担が少ない治療法です。

  • 費用は平均で276万円
  • 年間の実施数は2016件
  • 実施できる病院は9病院

 

多焦点レンズによる白内障手術

白内障手術は濁った水晶体を除去し、単焦点のレンズを挿入します。
単焦点レンズなのでピントが一ヶ所にしかあわず、手術後はメガネをかける必要があります。

先進医療の多焦点レンズによる白内障手術は、多焦点眼内レンズを使った水晶体再生術で、どこを見てもピントがあう可能性がある治療法です。

  • 費用は平均で55万円
  • 年間の実施数は1万1478件
  • 実施出来る病院は459病院

 

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「リンククロス・コインズ」

リンククロス・コインズは、公的医療保険適用外の先進医療と臓器移植に特化したネット申込限定の保険です。

保障内容は、以下になります。

  • 先進医療給付金は通算2,000万円まで保障
  • 先進医療一時金を療養1回につき金5万円
  • 臓器移植医療給付金1,000万円

 

以上の内容で保険料は月額500円です。
多くの医療保険に付加する先進医療特約の保険料は、月額100円台です。

例えば、アフラック「ちゃんと答える医療保険EVER」を例にとると「総合先進医療特約」の保険料は、月額113円です。
ただし、特約なので「総合先進医療特約」だけに加入することはできません。

 

コラムのまとめ

  • がん治療などに先進医療特約が注目されています
  • 以前に加入した医療保険には先進医療特約が付加されていないことがあります
  • 先進医療と臓器移植に特化した医療保険が発売されました
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