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年代別がん発症率と死亡率「若年層もがんリスク」

がんは高齢者が多くかかる病気ですが、40歳未満の若年層もがんリスクがあります。
今までがんへの備えとしてがん保険を紹介してきました。

日本人では、2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで亡くなります。
年齢層により、かかりやすいがんの種類は変わります。
また、がん患者の3人に1人は就労世代です。
勤労世代はがんの治療と仕事の継続に不安がありますが、治療技術は年々向上していて、がん治療で長期休職・休業した従業員のうち約6割の方は元の職場に復職しています。

 

死亡者数の多いがんの部位

国立がん研究センターの「がん情報サービス」によると2016年のがん死亡者数は以下になります(それ以降も同じ資料です)。

  • がんで死亡した人は372,986人
  • 男性は219,785人
  • 女性は153,201人

 

死亡者数(2016年)と患者数(2013年)の多い部位は、以下になります。

種類 順位 男性 女性 男女計
死亡者数 1位 大腸
2位 大腸
3位 大腸 脾臓
4位 肝臓 脾臓
5位 脾臓 乳房 肝臓
患者数 1位 乳房
2位 大腸 大腸
3位 大腸
4位 前立腺 乳房
5位 肝臓 子宮 前立腺

 

世代別がん死亡リスク

がんで死亡する確率は、以下のようになっています。

性別 年齢 10年後 20年後 30年後 40年後 50年後 生涯
男性 0歳 0.0% 0.0% 0.1% 0.2% 0.5% 25%
10歳 0.0% 0.1% 0.2% 0.5% 2% 25%
20歳 0.0% 0.1% 0.5% 2% 6% 25%
30歳 0.1% 0.4% 2% 6% 15% 25%
40歳 0.3% 2% 65 15% 25%
50歳 1% 6% 15% 25%
60歳 5% 14% 25%
女性 0歳 0.0% 0.0% 0.1% 0.2% 0.7% 16%
10歳 0.0% 0.1% 0.2% 0.7% 2% 16%
20歳 0.0% 0.2% 0.6% 2% 4% 16%
30歳 0.2% 0.6% 2% 4% 8% 16%
40歳 0.5% 2% 4% 8% 15%
50歳 1% 4% 8% 15%
60歳 2% 75 14%

 

若年層のかかるがんの種類

若年層にかかりやすいがんの種類は、以下のようになっています。

順位 0〜14歳 15〜19歳 20〜29歳 30〜39歳
1位 白血病 白血病 精巣・卵巣がん 乳がん
2位 脳腫瘍 精巣・卵巣がん 甲状腺がん 子宮頸がん
3位 リンパ腫 リンパ腫 白血病 精巣・卵巣がん
4位 精巣・卵巣がん 脳腫瘍 リンパ腫 甲状腺がん
5位 神経芽腫 骨腫瘍 子宮頸がん 大腸がん

 

神経芽腫は、小児に多いがんで交感神経節や副腎髄質に発生します。
交感神経節は、頭蓋骨から尾骨までの脊椎に沿った神経繊維の束の中に並んでいる神経の集まりです。
副腎髄質は、左右の腎臓の上にある福神の中心部で体のストレス反応などの調節を行っています。

 

がん経験者の不安

がんにかかった場合の治療や生活・仕事に不安があります。
今回は生活・仕事に着目して、ライフネット生命のがん経験者に実施したアンケートを見て見ます。

 

がんにかかったときの感じた不安

がんにかかったときの感じた回答の多い不安は、以下のようになっています(複数回答可)。

回答全体 内、未婚・子供なし女性
再発や転移:82% 再発や転移:79%
仕事:58% 仕事:62%
家族への負担:55% 恋愛や結婚:53%
治療費:55% 治療費:53%
生活への制限:48% 治療方法:50%
治療方法:44% 生活への制限:49%
収入減少:40% 髪の毛の抜毛:42%

 

収入面の不安

がんにかかった後の収入は、平均で2割減少しています。
職業別の収入減少率は、以下のようになっています。

  • 派遣社員(非正規):39%
  • パート・アルバイト(非正規):29%
  • 自営業・自由業:23%
  • 契約社員(非正規):22%
  • 正社員:18%
  • 公務員・団体職員:15%

 

公的制度の利用状況

公的制度の利用状況では、ほとんどの方(92%)が「高額医療費制度」を利用しています。
「高額医療費制度」は、誰でも利用できる使いやすい制度です。

公的制度の充足度は、以下のようになっています。

職業 十分・どちらかといえば充足 足りない・まったく足りない
全体 52% 49%
正社員 55% 44%
自営業・自由業 33% 67%
公務員・団体職員 74% 27%
契約社員 51% 49%
派遣社員 50% 50%
パート・アルバイト 39% 61%

自営業・自由業とパート・アルバイトの公的制度の充足率が低いのは、健康保険(組合・協会けんぽ)にある1年6ヶ月間平均日収の3分の2を保障する「傷病手当金」を利用できないことにあると思われます(国民健康保険には傷病手当金制度がない)。

コラムのまとめ

  • 日本人の2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで亡くなります
  • がん患者の3人に1人は就労世代で約6割の方が元の職場に復帰しています
  • 約半数の方が公的制度だけでは不足と答えています(職種により変わります)
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