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認知症の理解や手助けなどの活動の担い手「認知症サポーター」

認知症に着目して保険・介護・認知症の仕組みにつて紹介しています。
保険については、最新記事介護休業時の収入を補償する「親の介護による休業補償特約」を紹介しました。
介護については、高齢でなくても利用できる「公的介護保険」の特定疾病で紹介しました。
認知症の仕組みについては、「アルツハイマー型認知症」予防に役立つ生活習慣を紹介しました。

今回は、認知症の理解や手助けなどの活動の担い手として期待される「認知症サポーター」について紹介します。

 

増加する認知症患者数

認知症は誰もが発症する可能性のある病気で、65歳以上の10人に1人、85歳以上の4人に1人に認知症があると推定されます。

健常者と認知症の中間にあたる軽度認知障害(MCI)の患者数は、厚生労働省の資料によれば65際以上の4人に1人の862万人いると予想されています。
また、18歳〜64歳までの若年性認知症患者数は、人口10万人あたり47.6人で全国的には3万7800人と推計されています。

 

軽度認知障害(MCI)

軽度認知障害は、認知機能(記憶、決定、理由づけ、実行など)に問題が生じているが、認知症と診断されたわけではなく、支障なく日常生活を送れるが認知症になりやすい状態を言います。
健常者に比べ、脳機能が徐々に低下し、日常生活に支障を伴う認知症と診断されるまでの間で、5年間で半数は認知症まで進行しないと言われていますが、残りの半数は5年間の内に認知症に進行すると言われています。

 

認知症サポーター

認知症サポーターは、認知症について正しく理解し、偏見を持たず認知症の人や家族を暖かく見まもる応援者です。
自治体等で実施する「認知症サポーター養成講座」を受講すると認知症サポーターになれます。
また、NPO法人「地域ケア政策ネットワーク」のキャンペーンで実施している認知症サポーターキャラバンの「認知症サポーター養成講座」を受講するとキャラバン・メイトになり、自治体等が実施する養成講座の講師になれます。
認知症サポーター数は、平成29年9月30日で約940万人います。
この内、キャラバン・メイトは、約14万4千人です。

自治体等で実施する「認知症サポーター養成講座」は、90分ぐらいです。
キャラバン・メイトになるには、認知症サポーターキャラバンの養成講座6時間の受講が必要です。
どちらも、受講料は無料です。

 

「認知症サポーター養成講座」

 

自治体で実施する講座

「認知症サポーター養成講座」は、DVDの上演を交えた約90分の講座で以下を学習します。

  • 認知症に関する基礎知識
  • 認知症の人と接するときのポイント
  • 認知症サポーターのできることなど

 

講座開催情報は、自治体のホームページに掲載されます。

講座を受講すると、認知症サポーターの目印となる「オレンジリング」(ゴム製のブレスレット)がもらえます。

 

キャラバン・メイト養成講座

キャラバン・メイト養成講座のカリキュラムの例は、以下になります(NPO法人「地域ケア政策ネットワーク」の認知症サポーターキャラバンのキャラバン・メイト養成研修についてより抜粋)。

  • オリエンテーション:30分
  • 認知症の理解:120分
  • 認知症サポーター養成講座の運営方法:30分
  • キャラバン・メイトの役割と講座運営の実際:15分
  • サポーター養成講座の企画・運営ポイント:150分
  • 受講者に合わせたカリキュラム作り
  • 事務連絡:15分

 

コラムのまとめ

  • 65歳以上の4人に1人は認知症あるいは軽度認知障害(MCI)の高齢者です
  • このような人たちを見守る認知症サポーターが約940万人います
  • 自治体の認知症サポーター養成講座を受けると認知症サポーターになれます
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